私は2016年10月に出産しました。妊娠時に妊娠高血圧症という病気にかかりました。妊娠高血圧症候群についての体験記を書きたいと思います。

妊娠中期から発症した妊娠高血圧症候群

私は妊娠24週2日の妊婦検診で妊娠高血圧症が見つかり、そのまま地元の産院に即入院、対応しきれないため、救急搬送で総合病院に転院しました。

それから2カ月間入院して、母体が耐え切れなくなったところで帝王切開での出産(31週6日)となりました。

妊娠高血圧症候群の自覚症状

妊娠高血圧症になった時の症状ですが、自覚症状はほぼ無いです。症状が無いため、気づきにくいです。

妊娠中期を過ぎたころ、ある時血圧を測ると、血圧が上がっていて、おかしいなとは思っていたのですが、当時は妊娠高血圧症(昔の妊娠中毒症)のことを全く知らなかったので、気づかなかったです。

妊娠高血圧腎症・尿たんぱくが悪くなった時の症状

中期以降進んでいくと、次第に尿たんぱくの数値が上がっていきました。すると、変な話ですが、尿にすごい泡ができるようになったのです。明らかにおかしかったです。腎臓機能が低下しているという証拠でした。

一番ひどい時だと、いくら水を飲んでも尿が出なくなりました。ペットボトルのお茶を何本も飲んでもお手洗いに行きたくなりませんでした。

腎臓が働いていませんでした。妊娠高血圧腎症にも罹ってしまいました。

その時の検査では、お医者さんがすごく焦って、もう一回確認のたんぱくの検査をして数値が悪かったら、即、帝王切開宣言されてしまいました。

再検査ですこしタンパクが減ったので、その時は帝王切開を免れました。

妊娠高血圧症候群の早発型の重症でした

痛みとか自覚症状は無くて、明らかに分かるのは尿の泡くらいでした。

妊娠高血圧症の多くは妊娠後期の32週くらいから発症するそうですが、私の場合は、24週での発症で早発型。血圧は160以上の重症妊娠高血圧症でした。

最高血圧は190まで上がりました。

妊娠高血圧症の治療

受けた治療は、血圧降下剤の投与です。アルドメットという薬と、ニフェジピンという薬を使いました。これも産婦人科の先生が血圧の増減を細かくチェックしながら慎重に調整します。

タンパクは止めようがありませんが、入院中の食事は低塩分のものが出されていました。

赤ちゃんの発育遅延は防ぎようがない

安静と食事と血圧降下剤で母体を保護しながら、腎臓機能などが低下したら帝王切開となるようでした(私の場合は)。

ただ、母体の血圧は薬で下げられても、おなかの赤ちゃんへの血流が悪くなり成長が阻害されるのは止めようがないそうです。

私の場合、赤ちゃんは1000gから体重が増えず、栄養が行かなくなりました。妊娠高血圧症は発症してしまうと、その進行をくいとめるには、赤ちゃんを取り出す以外に方法が無いそうです。

私は赤ちゃん1000gで帝王切開、赤ちゃんは即NICUに入院となりました。

高血圧・当てはまる方は注意を

原因は諸説あるみたいですが、はっきりとしたことはわかっていないようです。

原因がわからないので予防方法も分かりませんが、私の場合もともと血圧が高めの傾向、高年齢(38歳)などがありましたので、当てはまった方は注意されたらいいかもしれません。

未熟児で子供を出産・母子ともに無事でした

何はともあれ、早産でしたが無事に出産はできたので、運がよかったです。

今は出産から2年9か月たち、たんぱくは無くなり、血圧も安定しています。血圧のほうは元から高かったので、一応お薬を続けています。

1000gで生まれた娘は、2か月半NICU(新生児集中治療室)に入院しましたが、障害もなく元気に退院し、今では元気に走り回っています。

予後のフォローアップ外来という診察は生まれた病院でまだ受けています。

本当に、厳しい状況でしたが、無事出産できたことに感謝しています。娘と私は今、元気にしています!

ホーム/育児/妊娠高血圧症体験記